コマンドプロンプトは、Windowsのコマンドラインツールで、操作を行うために使用されます。多くの人が一度は使ったことがあるかもしれませんが、実際には多くの人がその機能を知らない場合があります。今回は、コマンドプロンプトで人前で使うとかっこいい操作をいくつか紹介します。
1. ファイルやフォルダを一瞬で開く
コマンドプロンプトから、ファイルやフォルダを一瞬で開くことができます。例えば、フォルダを開くには、次のように入力します。
start フォルダのパス
ファイルを開く場合は、次のように入力します。
start ファイルのパス
この方法を使うことで、素早くファイルやフォルダを開くことができます。
2. コマンドの実行履歴を確認する
コマンドプロンプトでは、過去に実行したコマンドの実行履歴を確認することができます。これは、同じコマンドを何度も入力する必要がなくなるため、とても便利です。
コマンドの実行履歴を確認するには、次のように入力します。
doskey /history
これにより、過去に実行したコマンドの一覧が表示されます。
3. ファイルの一覧を表示する
コマンドプロンプトでは、あるフォルダ内のファイルの一覧を表示することができます。これは、大量のファイルを扱っている場合に、特定のファイルを見つけるのに役立ちます。
ファイルの一覧を表示するには、次のように入力します。
dir フォルダのパス
これによって、指定したフォルダ内のファイルの一覧が表示されます。
4. コマンドプロンプトのウィンドウを拡大する
コマンドプロンプトのウィンドウは、デフォルトでは小さく表示されます。しかし、必要に応じて拡大することができます。
ウィンドウを拡大するには、次のように入力します。
mode con:cols=数値 lines=数値
ここで、数値はウィンドウの幅と高さを表します。これによって、コマンドプロンプトのウィンドウを自由に拡大することができます。
5. ファイルをコピーする
コマンドプロンプトでは、ファイルを簡単にコピーすることができます。これは、大量のファイルを扱う場合にとても便利です。
ファイルをコピーするには、次のように入力します。
copy コピー元ファイルのパス コピー先フォルダのパス
これによって、指定したファイルをコピー先フォルダにコピーすることができます。
6. ファイルを移動する
コマンドプロンプトでは、ファイルを簡単に移動することができます。これは、大量のファイルを扱う場合にとても便利です。
ファイルを移動するには、次のように入力します。
move 移動元ファイルのパス 移動先フォルダのパス
これによって、指定したファイルを移動先フォルダに移動することができます。
7. ファイルを削除する
コマンドプロンプトでは、ファイルを簡単に削除することができます。これは、大量のファイルを扱う場合にとても便利です。
ファイルを削除するには、次のように入力します。
del ファイルのパス
これによって、指定したファイルを削除することができます。
8. フォルダを作成する
コマンドプロンプトでは、フォルダを簡単に作成することができます。これは、大量のフォルダを扱う場合にとても便利です。
フォルダを作成するには、次のように入力します。
mkdir フォルダのパス
これによって、指定したパスにフォルダを作成することができます。
9. フォルダを削除する
コマンドプロンプトでは、フォルダを簡単に削除することができます。これは、大量のフォルダを扱う場合にとても便利です。
フォルダを削除するには、次のように入力します。
rmdir フォルダのパス
これによって、指定したフォルダを削除することができます。
10. コマンドプロンプトの色を変更する
コマンドプロンプトの文字色や背景色を変更することができます。これによって、見やすくすることができます。
色を変更するには、次のように入力します。
color 背景色文字色
ここで、背景色と文字色には、それぞれ以下の値を設定することができます。
- 0: 黒
- 1: 青
- 2: 緑
- 3: 水色
- 4: 赤
- 5: 紫
- 6: 黄色
- 7: 白
11. ファイルを圧縮する
コマンドプロンプトでは、ファイルを簡単に圧縮することができます。これは、ファイルのサイズを小さくするために役立ちます。
ファイルを圧縮するには、次のように入力します。
compact ファイルのパス
これによって、指定したファイルを圧縮することができます。
12. ファイルを解凍する
コマンドプロンプトでは、ファイルを簡単に解凍することができます。これは、圧縮されたファイルを元に戻すために役立ちます。
ファイルを解凍するには、次のように入力します。
expand 圧縮ファイルのパス 解凍先フォルダのパス
これによって、指定した圧縮ファイルを解凍先フォルダに解凍することができます。
13. ファイルの属性を変更する
コマンドプロンプトでは、ファイルの属性を簡単に変更することができます。これは、ファイルを保護するために役立ちます。
ファイルの属性を変更するには、次のように入力します。
attrib +属性 ファイルのパス
ここで、属性には、以下の値を設定することができます。
- R: 読み取り専用
- A: アーカイブ
- S: システム
- H: 隠し
これによって、指定したファイルの属性を変更することができます。
14. ファイルの中身を表示する
コマンドプロンプトでは、ファイルの中身を簡単に表示することができます。これは、ファイルの内容を確認するために役立ちます。
ファイルの中身を表示するには、次のように入力します。
type ファイルのパス
これによって、指定したファイルの中身が表示されます。
15. ファイルの中身を検索する
コマンドプロンプトでは、ファイルの中身を簡単に検索することができます。これは、特定の文字列を含むファイルを検索するために役立ちます。
ファイルの中身を検索するには、次のように入力します。
findstr "検索文字列" ファイルのパス
ここで、検索文字列には、検索したい文字列を指定します。
これによって、指定したファイルの中から、検索文字列を含む行が表示されます。
16. コマンドプロンプトをクリアする
コマンドプロンプトの画面をクリアすることができます。これは、画面が乱れたときに役立ちます。
コマンドプロンプトをクリアするには、次のように入力します。
cls
これによって、コマンドプロンプトの画面がクリアされます。