英語の文法について学ぶとき、過去分詞という言葉をよく聞くことがあります。過去分詞は動詞の過去形に「ed」をつけたもので、過去の出来事を表す場合に使われます。しかし、過去分詞は現在形でも使われることがあります。
過去分詞の使い方
過去分詞は、主に過去の出来事を表す際に使われます。例えば、「I walked to the store」(私は店まで歩いた)という文では、動詞の「walk」に「ed」をつけた「walked」が過去分詞です。また、「I have walked to the store」(私は店まで歩いたことがある)という文でも、動詞の「walk」に「ed」をつけた「walked」が使われています。
しかし、過去分詞は現在形でも使われます。主に、現在完了形や現在分詞句などで使われます。例えば、「I have walked to the store」(私は店まで歩いたことがある)という文では、過去分詞の「walked」が使われています。
現在完了形での過去分詞の使い方
現在完了形は、「have/has + 過去分詞」という形で使われます。例えば、「I have eaten breakfast」(私は朝食を食べた)という文では、「have」に続く「eaten」が過去分詞です。
現在完了形は、過去の出来事が現在に影響を与えている場合に使われます。例えば、「I have eaten breakfast, so I am not hungry now」(私は朝食を食べたので、今はお腹が空いていません)という文では、過去に朝食を食べたことが現在に影響を与えているため、現在完了形が使われています。
現在分詞句での過去分詞の使い方
現在分詞句は、「be + 過去分詞」という形で使われます。例えば、「The book is written by John」(その本はジョンによって書かれた)という文では、「is」に続く「written」が過去分詞です。
現在分詞句は、主に現在進行形や過去進行形の代わりに使われます。例えば、「I am eating breakfast」(私は朝食を食べています)という文では、「am」に続く「eating」が現在進行形ですが、「I am finished eating breakfast」(私は朝食を食べ終わった)という文では、「am」に続く「finished」が現在分詞句になっています。
過去分詞の略語「pp」について
過去分詞は、しばしば「pp」という略語で表されます。この略語は、「past participle」(過去分詞)の頭文字をとったものです。
「pp」は、英語の文法書や教科書などでよく使われる略語です。例えば、「The pp of ‘eat’ is ‘eaten’」(’eat’の過去分詞は’eaten’です)というように使われます。
過去分詞を使った英語の表現について
過去分詞を使った英語の表現には、いくつかのものがあります。ここでは、代表的なものをいくつか紹介します。
1. Passive voice
受動態は、「be + 過去分詞」という形で表されます。例えば、「The book was written by John」(その本はジョンによって書かれた)という文では、「was」に続く「written」が過去分詞です。
受動態は、主語が受け手である場合に使われます。例えば、「The book was written by John」(その本はジョンによって書かれた)という文では、本が受け手であるため、受動態が使われています。
2. Perfect tense
完了時制は、「have/has + 過去分詞」という形で表されます。例えば、「I have eaten breakfast」(私は朝食を食べた)という文では、「have」に続く「eaten」が過去分詞です。
完了時制は、過去から現在までの期間において、何かが行われたことを表すために使われます。例えば、「I have lived in Japan for 5 years」(私は日本に5年間住んでいます)という文では、過去から現在までの期間において、日本に住んでいることを表しています。
3. Participial adjective
分詞形容詞は、過去分詞を形容詞として使ったものです。例えば、「The broken vase」(壊れた花瓶)という文では、「broken」が分詞形容詞です。
分詞形容詞は、主に形容詞として使われます。例えば、「I am interested in learning English」(私は英語を学ぶことに興味がある)という文では、「interested」が分詞形容詞です。
まとめ
過去分詞は、過去の出来事を表す際に使われることが多いですが、現在形でも使われます。現在完了形や現在分詞句などで使われることがあります。また、過去分詞は「pp」という略語で表されることがあります。
過去分詞を使った英語の表現には、受動態や完了時制、分詞形容詞などがあります。これらを理解することで、より正確な英語の表現ができるようになるでしょう。