大学院進学か就職か迷っている方も多いと思います。今回は、実際のデータから大学院生の進学率と就職率について解説します。
大学院進学率の実態
大学院進学率は、毎年増加傾向にあります。2019年度の進学率は、前年度比で0.6ポイント増の18.5%でした。特に、修士課程への進学率が高く、大学院進学を考えている方は修士課程を目指すのが一般的です。
大学院進学を選ぶ理由としては、専門性の高い知識を身につけたり、研究者や専門家としての道を目指したりすることが挙げられます。また、企業に就職する場合にも、大学院での学びが役立つことがあります。
就職率の実態
大学院を卒業して就職する方も多いです。2020年卒業者の就職率は、前年度比で0.4ポイント増の97.9%でした。就職率は、大学院の修了時期や専攻分野によって異なりますが、一般的には高い傾向にあります。
大学院卒業後、就職する場合には、企業の研究開発部門や技術部門、専門職としての道などに進むことができます。大学院で身につけた専門知識や研究経験は、就職活動でのアピールポイントになります。
大学院進学と就職のメリット・デメリット
大学院進学と就職にはそれぞれメリット・デメリットがあります。まずは、大学院進学のメリットを見てみましょう。
大学院進学のメリット
- 専門性の高い知識を身につけることができる
- 研究者や専門家としての道が開ける
- 就職活動でのアピールポイントになる
一方、大学院進学のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
大学院進学のデメリット
- 学費や生活費がかかる
- 就職までの期間が長くなる
- 就職活動での選択肢が限られる
次に、就職のメリットを見てみましょう。
就職のメリット
- 早期に社会人として働き始めることができる
- 安定した収入が得られる
- 職務経験を積むことができる
一方、就職のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
就職のデメリット
- 専門性の高い知識を身につけることができない
- 研究者や専門家としての道が限られる
- 会社によっては、長時間労働や過重労働が課題となることがある
まとめ
大学院進学と就職、どちらが良いのかは人それぞれです。しかし、実際のデータから見ると、大学院進学率も就職率も高い傾向にあります。大学院進学や就職を決める際には、自分の将来のキャリアプランや目標に合わせて選択することが大切です。