救急救命九州研修所は、九州地方で医療従事者を対象に、救急救命に関する研修を実施しています。この研修は、指導救命士になるためのカリキュラムが用意されており、救急救命に関する専門知識や技術を習得することができます。
指導救命士とは
指導救命士とは、救急救命の現場で、救命処置の指導や支援を行うことができる人材です。救急救命に関する専門知識や技術を習得することで、救命率の向上に貢献することができます。
カリキュラム内容
救急救命九州研修所の指導救命士カリキュラムは、以下のような内容から構成されています。
1. 応急手当の基礎知識
救急救命の現場で、まず必要なのが応急手当です。このコースでは、傷の処置や心肺蘇生など、基本的な応急手当の方法を学びます。
2. AEDの使い方
AEDは、心停止時に電気ショックを与えることで、心臓の動きを再開することができる装置です。このコースでは、AEDの正しい使い方を学びます。
3. 呼吸器疾患の対応
呼吸器疾患は、救急救命の現場で頻繁に発生する症状です。このコースでは、喘息や肺炎など、呼吸器疾患に対する正しい対応方法を学びます。
4. 心臓疾患の対応
心臓疾患は、救急救命の現場で最も多く発生する症状の一つです。このコースでは、心筋梗塞や不整脈など、心臓疾患に対する正しい対応方法を学びます。
5. 外傷の対応
外傷は、交通事故や災害など、様々な場面で発生する症状です。このコースでは、骨折や出血など、外傷に対する正しい対応方法を学びます。
6. 感染症の対応
感染症は、救急救命の現場で頻繁に発生する症状です。このコースでは、インフルエンザや結核など、感染症に対する正しい対応方法を学びます。
受講資格
救急救命九州研修所の指導救命士カリキュラムは、医療従事者を対象に実施されています。具体的には、次のような職種が対象となります。
- 看護師
- 医師
- 救急救命士
- 薬剤師
- 理学療法士
- 作業療法士
受講料
救急救命九州研修所の指導救命士カリキュラムの受講料は、次のようになっています。
- 基礎コース:10万円
- 応用コース:15万円
- マスターコース:20万円
また、受講料には教材費や試験費用が含まれています。受講期間は、基礎コースが1か月、応用コースが2か月、マスターコースが3か月となっています。
試験
救急救命九州研修所の指導救命士カリキュラム修了後には、試験が実施されます。試験に合格することで、指導救命士の資格を取得することができます。
試験には、実技試験と筆記試験があります。実技試験では、救急救命の現場での応用能力が問われます。筆記試験では、救急救命に関する知識や理解度が問われます。
まとめ
救急救命九州研修所の指導救命士カリキュラムは、救急救命に関する専門知識や技術を習得することができる研修です。医療従事者を対象に実施されており、救命処置の指導や支援を行う指導救命士の育成を目的としています。受講料は、基礎コースが10万円、応用コースが15万円、マスターコースが20万円となっています。修了後には、実技試験と筆記試験が実施され、指導救命士の資格を取得することができます。