WindowsのCドライブは、パソコンの中でも重要な場所の一つです。Cドライブには、Windowsのシステムファイルやアプリケーションがインストールされています。しかし、一部のユーザーは、Cドライブの中に’ユーザー\AppData\Roaming\’というフォルダーがあることに気づいているかもしれません。
ユーザー\AppData\Roaming\とは何ですか？
‘ユーザー\AppData\Roaming\’は、Windowsがアプリケーションの設定ファイルやデータを保存する場所です。このフォルダーは、アプリケーションがインストールされると自動的に作成されます。
例えば、Webブラウザーを使用している場合、ブックマークや履歴などのデータは、このフォルダーに保存されます。また、音楽プレーヤーや写真ビューアーなどのアプリケーションも、このフォルダーに自分たちの設定ファイルを保存します。
ユーザー\AppData\Roaming\が必要な理由
ユーザー\AppData\Roaming\が必要な理由は、アプリケーションが設定ファイルを保存することで、アプリケーションを再インストールした場合でも、設定を維持することができるためです。
例えば、Webブラウザーを再インストールした場合、ブックマークや履歴などの設定を失うことがあります。しかし、このフォルダーに保存された設定ファイルをバックアップしておくことで、再インストール後も設定を維持することができます。
ユーザー\AppData\Roaming\の場所
ユーザー\AppData\Roaming\は、Cドライブの中にあります。フォルダーを表示するには、エクスプローラーを開き、Cドライブを開いて、’ユーザー\AppData\Roaming\’というフォルダーを探します。
ただし、このフォルダーは、隠しファイルや隠しフォルダーに属しています。そのため、表示されないようになっています。表示する方法は、エクスプローラーの「ツール」→「フォルダーオプション」→「表示」から「隠しファイル、フォルダ、およびドライブを表示する」を選択することで可能です。
ユーザー\AppData\Roaming\の削除
ユーザー\AppData\Roaming\は、アプリケーションの設定ファイルやデータを保存する場所です。そのため、このフォルダーを削除することで、アプリケーションの設定やデータを失うことになります。
しかし、一部のユーザーは、このフォルダーを削除することで、パソコンの動作が軽くなるという情報を見かけることがあります。ただし、この情報は誤った情報であり、このフォルダーを削除することはお勧めできません。
まとめ
WindowsのCドライブに、’ユーザー\AppData\Roaming\’というフォルダーがあることを知っておくことは、パソコンを使う上で重要なことです。このフォルダーは、アプリケーションの設定ファイルやデータを保存する場所であり、再インストールした場合でも設定を維持することができます。
このフォルダーを削除することはお勧めできません。あくまでも、正常な動作を保つためには、このフォルダーをそのままにしておくことが望ましいです。
