保険証の色はどんな意味があるんですか?

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保険証とは、医療費や介護費などを支払う際に必要となる保険証明書のことです。日本では国民皆保険制度があるため、多くの人が保険証を持っています。

保険証の色には意味がある?

保険証には、色分けされた5つの種類があります。それぞれの色には、意味があります。

1. 緑色の保険証

緑色の保険証は、国民健康保険に加入している人が持っているものです。国民健康保険は、国が運営する公的保険で、住民税を納めている人が加入できます。

2. 青色の保険証

青色の保険証は、社会保険に加入している人が持っているものです。社会保険は、企業や団体が運営する保険で、労働者が加入することができます。

3. 黄色の保険証

黄色の保険証は、被保険者証と呼ばれ、健康保険に加入している人が持っているものです。健康保険は、企業や団体が運営する保険で、労働者が加入することができます。

4. 白色の保険証

白色の保険証は、公費負担医療を受けることができる人が持っているものです。公費負担医療とは、国が負担する医療費のことで、貧困層や高齢者などが対象となります。

5. 茶色の保険証

茶色の保険証は、特定健康診査を受けることができる人が持っているものです。特定健康診査は、40歳以上の人が受けることができる健康診断で、がんや糖尿病、脳卒中などの早期発見を目的としています。

保険証の色以外にも、記号や数字にも意味がある?

保険証の色だけでなく、記号や数字にも意味があります。たとえば、健康保険の場合、保険者番号や被保険者番号、年度などが記載されています。

また、社会保険の場合は、保険者番号、年度、雇用保険番号、労災保険番号などが記載されています。

保険証の色によって、医療費などが変わることはあるの?

保険証の色によって、医療費や介護費が変わることはありません。保険証の色は、加入している保険の種類を表しているだけです。

ただし、公費負担医療を受ける場合は、持っている保険証の色によって、自己負担額が変わる場合があります。

保険証を紛失した場合はどうすればいい?

保険証を紛失してしまった場合は、すぐに所属する保険組合や保険会社に連絡しましょう。再発行手続きを行うことができます。

また、海外旅行などで保険証を持参する場合は、紛失しないように十分な注意が必要です。

まとめ

保険証の色には、それぞれの保険の種類を表す意味があります。保険証を紛失した場合は、すぐに再発行手続きを行いましょう。

保険証は、医療費や介護費を支払う際に必要となる重要な書類です。大切に保管し、紛失しないようにしましょう。

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