クレジットカードを持っている人なら、リボ払いについて聞いたことがあるかもしれません。リボ払いとは、クレジットカードの利用額を分割払いする方法です。しかし、最近ではリボ払いに対する批判が高まっています。では、リボ払いが違法にならないのはなぜでしょうか?
リボ払いの仕組み
まずは、リボ払いの仕組みについて説明します。リボ払いは、クレジットカードの利用額を複数回に分けて返済する方法です。例えば、1万円の買い物をした場合、リボ払いであれば、1回あたり2,000円ずつ5回に分けて返済することができます。
リボ払いの場合、毎月の返済額は一定ですが、利息がかかります。クレジットカードの金利は比較的高く、リボ払いの場合はさらに高い金利がかかることが多いため、返済額が膨らんでしまうことがあります。
リボ払いの問題点
リボ払いには、以下のような問題点があります。
高金利
先にも述べたように、リボ払いには高い金利がかかることがあります。これは、毎月の返済額が一定であるため、長期間にわたって利息がかかることが原因です。
借金の増加
リボ払いを続けると、返済額が膨らんでしまい、借金が増えてしまうことがあります。さらに、クレジットカードを複数持っている場合は、それぞれのカードでリボ払いをすることで、借金が膨らんでしまうことがあります。
返済期間の延長
リボ払いを選択すると、返済期間が長くなってしまいます。例えば、1万円の買い物をした場合、通常の支払い方法ならば1回で返済することができますが、リボ払いの場合は5回に分けて返済するため、返済期間が5か月に延びます。
なぜリボ払いが違法にならないのか?
リボ払いには、上記のような問題点がありますが、なぜ違法にならないのでしょうか?
契約に同意している
リボ払いを行う場合、クレジットカード会社と契約を結ぶ必要があります。契約書には、リボ払いに関する詳細が記載されています。契約書に同意した場合、リボ払いを行うことができます。
法的根拠がある
リボ払いが違法になっていない理由の1つに、法的根拠があることが挙げられます。クレジットカード会社は、リボ払いに関する法律に基づいて、利息を設定しています。このため、法的に問題がないとされています。
まとめ
リボ払いには、高金利や借金の増加、返済期間の延長といった問題点がありますが、契約に同意している場合や法的根拠があるため、違法になっていないとされています。しかし、リボ払いを行う際には、利息の高さや借金の増加に注意することが大切です。